セレックを用いたセラミック治療

見た目の美しさだけではない
なぜセラミックが長持ちするのか?

保険診療でむし歯治療をすると、たいていは銀の詰め物や被せ物をすることになります。 ところが、時間が経つにつれて金属製の詰め物・被せ物にはゆがみや変形、ズレが起きてすき間ができやすくなります。こうしたすき間からむし歯菌が侵入しむし歯をを再発させる原因となります。 むし歯の再治療を繰り返していると、歯は弱くなり、やがては抜歯することになりかねません。小さな金属の詰め物を入れることに始まり、再治療の悪いサイクルに入ってしまい、ついには何本も歯を失い、入れ歯を入れるしかなくなることもあるのです。

見た目の美しさだけではないなぜセラミックが長持ちするのか?

上:銀歯治療前
左:銀歯外して、二次むし歯
真ん中:赤く染色されたのがむし歯菌に感染した部位
右:むし歯を除去したところ
下:接着性樹脂で充填

その点、セラミックはむし歯を再発させにくいという特徴があります。セラミックの最大の特徴は歯と接着するということです。セラミックと歯が化学的に結合し一体化することによって、すき間ができないのでむし歯菌が侵入しないので、むし歯を再発させるリスクが大幅に減ります。

セラミックなら歯がどんどん悪くなるのを
食い止めることができます

セラミックなら歯がどんどん悪くなるのを食い止めることができますセラミックの詰め物・被せ物は見た目の美しさだけでなく、むし歯の予防にも効果的なのです。
銀歯は日本では当たり前のように使われていますが、実はヨーロッパでは使用されていません。先進国で銀歯が入れられるのは日本くらいです。
銀歯に含まれているパラジウムという金属は金属アレルギーの原因の第3位で、溶け出して体に影響を及ぼすことがあるからです。
当院では金属を使用しないメタルフリーの治療を推進しています。
全身の健康づくりのために、ぜひメタルフリーのお口をご一緒に目指していきましょう。

”歯医者が自分の家族やスタッフに銀歯を入れない本当の理由

セレックについて

セレックとは

セレックとはセレックシステムは、医療先進国ドイツからやってきた、コンピュータ制御によって歯の修復物を設計・製作するCAD/CAMシステムです。最先端の3D光学カメラを使用して患部を撮影します。そのあとはコンピュータの3D画面上にて修復物を設計し、ミリングマシンがデータをもとにセラミックを作製します。技工所を通さないため、比較的安く、当日のうちに詰め物・被せ物が完成します。
ヨーロッパ諸国やアメリカを中心に、従来にない新しい治療法として世界中で多くの歯科医院で採用されています。世界で1,000万以上の症例など20年にわたる実績を持つ、安心と信頼の歯科用機器です。

しょうはら歯科のセラミック治療の特徴

当院のセレック治療の特徴

1、最先端の口腔内スキャナー・ミリングマシン
 「Primescan(プライムスキャン)「Primemill(プライムミル)」を導入

最先端の口腔内スキャナー・ミリングマシン当院ではセレックシステムとして、高性能な口腔内スキャナー「Primescan(プライムスキャン)」・ミリングマシン「Primemill(プライムミル)」を導入しています。
3D光学印象のPrimescan(プライムスキャン)なら印象材を使わずに短時間で正確に歯型取りが行えます。
Primemill(プライムミル)はセラミックのブロックから詰め物・被せ物を削り出す機器で、精度の高い補綴物の作製が行えます。

2、院内技工士が常駐 綿密な連携でオーダーメイドの補綴物を作製

院内技工士が常駐 綿密な連携でオーダーメイドの補綴物を作製セレック治療ではコンピュータ上で詰め物・被せ物の設計・作製が可能ですが、患者さまの歯の色・お顔・口元に合ったものをご提供するには、色の調整や材料の選択など、コンピュータだけに任せられない部分もあります。
当院には歯科技工士が在籍しておりますので、セレックの機能に歯科技工士の技術力を加えることで、より満足していただける補綴物をお作りさせていただくことができます。

最短1日での治療も可能 即日で白い歯がお口に入ります

最短90分での治療も可能 即日で白い歯がお口に入ります光学カメラで撮影をしたその場で、設計・加工・製作を行います。
そのため、当日のうちに詰め物・被せ物は完成します。仮歯をせずにその日のうちに装着ができるだけでなく、症状によってはたったの1日で治療が終わります。
(※診察・診断のうえ、治療計画の立案が事前に必要となります。)
(※症例によって即日で対応できないケースもあります。)

銀歯や保険の詰め物に比べて長持ちします

銀歯や保険の詰め物に比べて長持ちします当院で使用しているセラミックは、天然の歯と非常に近い性質のものです。
そのためむし歯の再発が起きにくく、耐久性も長期間に渡って高いのが特徴です。
スイスの研究では、このセラミック製の補綴物の10年後の生存率が約95%、18年後が約84%と判明しました。なお、一般的な保険対象の補綴物の場合、10年後の生存率は約55%しかありません。
また、金属製の詰め物の平均寿命は約5.4年、コンポジットレジン充填の場合は約5.2年です。ところがセラミック製の詰め物は約20年も長持ちすることがあるのです。

セラミック治療の流れ

1スキャン(型取り)

スキャン(型取り)歯を削ったあと、3D光学カメラで口腔内を撮影します。
治療する部分を削ったあとは、3D光学カメラを使用して患部を撮影(スキャン)。型取りの不快感を味わうことはありません。わずか数秒の作業で、患部の歯列がモニター上に再現されます。※症例により型取りが必要な場合もあります。

2コンピューター設計

コンピューター設計光学印象による歯型取りで得た口腔内のデータを基に、コンピュータ上で詰め物・被せ物(補綴物)の設計を行います。歯の形や噛み合わせなどを検討し、理想的なものへ仕上げていきます。

設計後は最適な色のセラミックブロックを選択します。
当院には院内に歯科技工士が在籍しているので、患者さまのお口の中を実際に見たうえで、様々な種類のセラミックブロックの中から最適なものをご提案いたします。

3修復物作製

修復物作製ミリングマシンが設計データを基に加工します。
ミリングマシンと呼ばれる機械(CAM)が、コンピュータで設計されたデータをもとにセラミックブロックを削り出し、修復物を精密に整えていきます。

4口腔内セット

口腔内セット口腔内へセットして治療完了です。
先進的な接着技術を用いて、削り出されたセラミック歯を口腔内へセットします。これで治療完了となります。なお、Step1からStep4までにかかる時間は、たいていの場合は1時間程度です。

セラミック治療の費用

すべて税込料金です。

セレック オールセラミックスインレー ¥44,000
e-max オールセラミックスインレー ¥88,000
セレック オールセラミックスクラウン ¥88,000
e-max オールセラミックスクラウン ¥132,000
ジルコニアセラミックスクラウン ¥132,000

お支払い方法や医療費控除
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院長が担当したセラミック治療の症例

オールセラミッククラウン

Case1

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オールセラミックインレー

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